3DCADを使用し、波をモデリングした。3Dプリンタにて型枠を印刷、セメントを流し込んだ。


「人工的な波」を制作した。大量生産や複製、人工物という言葉に対して、多くの作家が多様なアプローチを行なった。人工と対義的な言葉としての自然に対しても、色々な捉え方ができる。

日本の自然の捉えられがちな山や森の多くは人工林としての体をなしている。では、海はどうだろうか。私自身海や川に対して考えるきっかけともなる作品だと感じている。

3DCADを利用してのモデリング。実際に形造る際の素材としてのセメント。どちらも、自然とは異なるものである。また、同じ型枠を使用しているため、すべての波は同じ形状として複製される。


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